mixiアプリ/日記1
mixiアプリって何だろう?
お酒の席で前の職場の同僚から、mixiが個人や法人の制作するWEBアプリケーションをサイト上に表示できるような枠組みを作っているという話を聞きました。その方は試しにアプリを一つ作成されたとのことでしたが、まだオープンベータ版の初期の頃だったため、バグが多く、満足のいく開発ができない状況だったそうです。その場ではそれ以上の話にはなりませんでしたが、mixiは私や周りの友人もよく活用しているWEBサイトですので、ひそかに私は興味を持ち、自分なりに「mixiアプリ」について調べてみることにしました。
調べていて一番強烈に印象に残ったのは、MySpaceとFacebookの話でした。海外のSNSといえばMySpaceというのが私の中での常識だったのですが、後発のFacebookがアプリの力で猛烈な勢いでMySpaceを追い上げているのだそうです。私の中の古い常識は一蹴され、「なんだかパワフル」という漠然としたイメージが残りました。そしたら、ちょっと作ってみたくなるってものです。
mixiアプリもFacebookのアプリと同様にOpenSocialという枠組みの上で動くということですので、その仕組みを覚えれば何とかなりそうな気がします。
この辺を読んでいくと、代替イメージがつかめます。とりあえず、mixiアプリを開発するには、オープンベータ版のサイトにアクセスしなければならないとのことでしたので、手順を踏んでデベロッパー登録という作業を済ませました。登録後、「mixiアプリ オープンβ」というコミュニティに参加した上で、開発環境にアクセスします。これで他の人の作ったmixiアプリに触れることもできるようになりました。
mixiアプリは既に多くの個人や法人が制作に参加しているようで、正式公開前ですが、1000近いアプリが「インディーズ」という分類の中で公開されていました。また、アプリはタイプ別にカテゴライズもされているようで、以下のカテゴリ名が並んでいました。
- ゲーム
- エンターテインメント
- コミュニケーション
- つくる・表現する
- 知識・学習
- 便利ツール
- その他
ここからうかがい知れるのは、きっとちょっと遊べるゲームなんかが人気を獲得しやすいのでしょうね。いくつか触ってみましたが、mixiのニックネームを乱数の種にして、結果を表示する占いや脳内メーカーみたいなコンテンツはmixi自体との親和性が高そうです。
その他にも公開されているマイミクの情報を使ったアプリなどもSNSならではのアプリになりそうですね。
mixiアプリを使ったさらなる交流をする仕組みというのも用意されているようですので、面白いアイディアであれば、爆発的に普及する土壌は整ってくれそうです。8月下旬に正式にスタートする予定で動いているそうですので、現在進行形でバグが治ったり、デザインが整ったり、毎日ダイナミックに動いているのが楽しいですね。(お盆休みはもらえるのでしょうか、中の人。)
Flashも使えるそうなので、一つ以前作った画像系のFlashあたりで試しにmixiアプリを作ってみることにしました。
jQueryも読み込めるようなので、面倒な処理も楽に書けるそうです。