飴屋

W-ZERO3 es/初期設定

ポインティングデバイス

W-ZERO3 esにはタッチパネルがついている。
過去の携帯にはついていなかったものなので取り扱いに緊張する。
どのくらいの衝撃で液晶が破損してしまうのかわからないし、試せないので、
とりあえずズボンのポケットには突っ込めない。

Nintendo DSを買ったとき同様にさっそく液晶保護シールを貼る。
Nintendo DSのときに何度もシールと液晶の間に埃が混入する失敗をおかして
いたので、その経験を活かして手際よく貼れた。カメラ用のブロワーで
埃をとばしたり掃いたりして、画面がきれいな状態で貼るのは絶対。
埃の舞っている部屋での作業は絶対まずい。それが過去の失敗の原因。

充電して起動すると、お決まりのタッチパネルのポインティング調整プログラムが
実行される。白い十字の真ん中を何度かタッチするという内容。非常にアタリ判定の
シビアなもぐら叩きと言える。

動作スピード

前の機体が京ぽんだったので、もっさり感が解消されたように感じる。
別段、早いというわけではないのだろうが、京ぽんをずっと使っていたので
忍耐が磨かれていたようだ。

電話帳移行

メーラは「W-ZERO3メール」、ブラウザは「Opera」を選択。
OSがWindows MobileなのにInternet ExplorerやPocket Outlookを使わなくても
よかったのかいくらか疑問を残すが、「(推奨)」と選択肢に書かれていたの
だから、ここはシャープに従ってみた。

通販で購入したため、電話帳などのデータの移行は手動となった。
そもそもW-SIM内の電話帳とW-ZERO3の電話帳とPocket Outlookの電話帳は
どういう関係になっているのだろうか。どれがリンクしていて、どれが独立して
いるのかさっぱりわからなかった。

まず、「H゛問屋」をインストールして京ぽんからアドレス帳を吸出し、
カンマ区切りのCSV形式のファイルに落とす。このファイルは他の用途にも
使えるな、とか思いつつ次の作業へ。

H゛問屋 ダウンロード

Outlookのインポート機能を使ってCSVデータを取り込む。
手順は「ファイル」→「エクスポートとインポート」だったと思う。
データのカラムをアドレス帳の項目と関連付けてやって完了。
しかし、アドレス帳内の電話番号の入力値に「携帯:090XXXXXXXX」と
余計な文字が混入してしまう。不安を覚えつつ、ActiveSyncで
W-ZERO3 esと同期を取るも、Pocket Outlookのアドレス帳に反映されたか
どうかさっぱりわからなくなる。

そもそもW-ZERO3メールの電話帳にデータを入れなくてはならないのでは、と
ここでやっと気が付く。手打ち以外にも方法はあるはずと、ネットで調査。
「アドレス帳CSVコンバータ」というありがたいソフトがあるとのこと。
こういうソフトを作って提供できたらいいなと考える。

アドレス帳CSVコンバータ ダウンロード

.Netのソフトらしいので、ActiveSync経由で.Net Compact Framework 2.0を
インストールする。

.Net Compact Framework 2.0 ダウンロード

USBケーブルでW-ZERO3 esをつないで、ActiveSyncで接続されている状態で
上記インストーラを実行したら、勝手にW-ZERO3 esにインストールされた。
アドレス帳CSVコンバータのインストーラはW-ZERO3 esに移動してから
インストールした。携帯端末に機能をインストールするという行為が
とても新鮮だった。単なる携帯端末ではないとはいえね。
インストールされたアドレス帳CSVコンバータはどこにあるのかと探したら、
やっぱり「Program Files」の中にあった。「POCSV」というフォルダの中だった。
実行して指定の手順を踏んだら問題なく電話帳の移行が完了した。
W-SIMの中のアドレス帳は現在どんな状況なのかわからないが、
差し替える予定が当面ないので放置することにした。

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