飴屋

開発日記/2006年の日記

2006/12/30

年末です。忙しいんだか忙しくないんだかよくわからない毎日が続きましたが、正月にはまったりしたいものです。

昨晩また一ついいネタを発見しましたので、多分PP3アイテムビューワーのプラグインに活かせると思います。数時間費やして勉強して、概要は掴めました。何の話かといいますと、家具に使用されているテクスチャに使用されている画像データの仕様に関するドキュメントを発見しまして、今までSusieプラグインを使って確認していたことが、自前のプログラムでもできるようになりそうだ、ということなんです。

最新のPP3アイテムビューワーでは、提供できずにいたテクスチャ表示プラグインもこれを機に焼きなおしてみたいと思います。で、余力があれば、テクスチャを入れ替えて変更できる機能もあったらいいなと思ってます。これは私の当初からやりたかったこととも合致しますので、動機面で今回の発見は何気に大きかったです。

例えば、お家の外装なんかはほとんどテクスチャで描いてあると思いますから、自由に家に落書きできると思うと楽しいですよね。(自分だけ?)

前に一度、テクスチャ張替え実験は行ったことがあったのですが、そのときは失敗し、原因も不明でした。今回の発見で、その失敗の理由も見えてきました。

一つ気になることがあるとすれば、テクスチャのアルファ値のことです。PostPetの描画エンジンが透明色をサポートしているのかわからないのですが、テクスチャデータ上では透明度を設定できるのです。もし、家の外装の透明度を100%に設定したら、外から家の中丸見えになるのかなぁ。なんて思ってますが、Windowsの標準画像データのBMPファイルは透明度のサポートはなかったと思うんですよね。テクスチャ変更機能を提供する際はBMPを使おうと思っていますが、テクスチャデータ自作したい人のニーズには「透明度の変更」も含まれているのでしょうか?

どっちにしろ、開発は来年以降の話です。
みなさま、よいお年を。

2006/12/11

PP3トランスフォーマーがなかなかVectorに登録されない。今年はVector絡みでちょっと嫌なこともあったので、Vector不信に陥りそうです。PP3アイテムリスターがPostPetのカテゴリーの人気順で上位に出してもらえるのはありがたいのですが、ソフトの簡単な説明文の部分が、全然関係ない別のソフトの表記と間違われているっぽいし。なんだかなぁ。

PP3アイテムリスターは長いことほったらかしているのですが、人気なら少し手を加えるべきなのでしょうか。多分、全面的に作り直すことになるので、あんまり気が進みません。

年末にきて、毎日がいっぱいいっぱいです。リフレッシュしたいなぁ。

PP3トランスフォーマーのようにdefault.pp3をいじって、何かできないか考えました。

  • ペットの性転換を行うソフト → ×面白くない
  • ペットの種族を変えるソフト → ×面白くない
  • ペットのおこづかいを増やすソフト → ×それって問題なのだろうか?
  • ワープ地データを削除するソフト → △PP3アイテムビューワーと併用したらオリジナルワープ地作りやすいかも。

意外と面白いネタがなかったのでした。default.pp3よりもお友達帳データを解析した方が有意義かな。それかPostPetV3とメールサーバの通信をフックして、宝物を無意味に送信しまくるとか。(何か違う)

当初の目的であった、自作アクセサリを目指すべきなんだろうなぁ。まとまった時間がほしいなぁ。

2006/12/3

先日の日記に書いたペットの色やサイズを変更する件について、面白いのでアプリを作ってみることにしました。で、できました。とりあえず、いつものようにVectorに送って、登録されるまではこちらで先行公開です。

PP3トランスフォーマーという名称も、もうちょっとどうにかしたかったのですが、
思いつかず・・・。昔、トランスフォーマーっておもちゃ売ってましたっけ。
善悪のロボットが車や昆虫や恐竜に変形して戦うという男子の心を掴んで離さない
内容でした。何度かアニメ化されてますが、このトランスフォーマーとは
もちろん関係ありません。

一応、自分の環境では正常に動作したのですが、他の人の環境ではひょっとしたら、
データの構成が異なってて動かない可能性も0ではないです。未知のデータ領域も
まだ結構ありますし。とりあえず、イジる前には「default.pp3」ファイルを絶対
バックアップ取っておいてほしいです。

default.pp3の中には、装着プラグインのデータもあれば、メールアカウントの
設定データもあったり、ワープ地のデータまで保持されてたり、結構ごちゃごちゃ
してます。本当はWebサーバを使って編集できる仕組みにしようかと思ってましたが、
個人情報が含まれていたので見送りました。

せっかく作ったので、またいろいろいじって遊んでました。豆のようにミニウサギを
小さくしたら、リングピアスをひきずりながら移動してました。装備品のサイズは
ペットに合わせて変化しないみたいです。

一応、PP3トランスフォーマーはカンパウェアとして公開してますので、
お金持ちの人は寄付してくださると嬉しいです。

2006/11/28

またポスペの話。

自分はペットの色変えって興味がなくてやったことがなかったのですが、default.pp3ファイルの中身を解析していたら、その「ペットの色」に関係すると思われるデータを発見しました。とりあえず、試しに色を「白」に書き換えてみた結果・・・。

#img(http://soft.candychip.net/image/attach/whiterabbit.jpg)

おぉ、本当に白くなりましたね。こりゃびっくりです。いきなり白兎化して、うちの子もビックリでしょう。後で性別や名前やペットの種別も変えられそうだけど、あんまり実用性はないかな。

追記 18:00

#img(http://soft.candychip.net/image/attach/bigrabbit.jpg)
さらに面白い数値発見しました。「ペットのサイズ」に関する数値みたいです。標準の二倍のサイズにしてみたら、お風呂からはみ出ることこの上なし。体が全然洗えてないよ。ついでにメモしておくと高さ、幅、奥行きの倍率を設定できますが、全部を0倍にすると描画時にエラーが出ます。一つを標準、残りを0倍にすると理論上「線」の状態なので、透明ペットが誕生しました。ちょっとだけ画面にちらつきはでましたが。さらに奥行きだけ0倍で、残りを標準にすると紙でできた絵のようなペットになりました。なんだか斬新です。でも、0倍にすると3D描画的に問題があるのか、システムが不安定になりますね。0.0000001倍ぐらいにしとけばいいのかな。

アプリ化したら面白いかも。

2006/11/27

一ヶ月に一度しか日記を更新しないのもよくないと思いつつ、サボってしまうこの日記。今日はPP3アイテムビューワーに関するメールをいただいたので、久しぶりに日記にポストペットの話を書いてみたいと思います。

今、現在の私の活動はPostPetを離れて、別のところに力が入ってます。Final Fantasyのプレイ日記を書いたり、某ゲームをハックしたり、Webページの解析をしたりといった感じです。W-ZERO3[es]を買ったので、それの使い勝手を向上させようとアプリを考えたりもしてますね。それといくらか関連してメールクライアントのThunderbirdにeml形式のデータを手軽にインポートする方法も考えてます。Google Desktopをいじるのはちょっと飽きてきたので、最近は何もしていません。

で、Postpetについて何もやっていないかというと、少しだけやってます。ユーザがもうあまりいないのか、私のソフトもほとんど需要が見込めない状況なのでいつか畳んでしまうつもりではいるのですが、Windows Vistaの新しいUIを使って、PostPetがV3の後継として新しいメールクライアントソフトを出してくるのではないか?という新たなドキドキも考えられます。(でないかな。)なので、プラグインデータや設定データの解析にかけた時間が、そのソフトで何とか回収できるかもなぁ、なんて思っているのです。

現状として解析しきれていないモデルデータのモーション関連部分のことや、できればテクスチャデータも時間があれば解析を続けてみたいと思っています。今のところモチベーション低いですけど。

その他に、最近「お友達帳」の中身が解析されてないなぁ、ということに気付いてお友達帳のフォーマットを調べたりしました。なんとなく読めそうなんですが、あと一歩およばず、お友達帳の前半半分ぐらいの解読ができたところで中断してしまいました。でも、このお友達帳のフォーマットがわかると、どうやら「default.pp3」の内容も同じ手順で解析できそうなんですよね。すなわち、ペットの色変えとか設定値変更が自由にできてしまうってことなんですね。

ここらでまた、がんばってみようか、どうしようか。悩みどころです。まぁ、あまりがんばれないかも。日記書いてたら少し気になってきましたね。

2006/10/8

久しぶりの日記になってしまいました。PostPet V3からメインのメールクライアントをThunderbirdに移すことになったので、その作業メモ。

Thunderbirdのメール保存形式はmbox形式とのこと。PostPet V3のそれは独自のファイル形式PML形式です。

Thunderbirdにメールのインポート機能はあるものの、当然のごとくPostPetはインポート元として想定されていませんでした。PMLファイル自体は特に複雑なファイルではないので、Thunderbird用にコンバータを作れなくもないかもしれませんが、より簡単な方法はおそらくOutlook Expressを媒介にする方法だと思われました。

そもそもPML形式とOutlookなどで使用されているEML形式はヘッダ以外に変わった点はなさそうなので、pmlファイルの拡張子を全て.emlに変更してOutlook Expressにドラッグアンドドロップでつっこんでみることに。

;
exit;

sub checkDir {
my $d = shift;
print $d."\n";
opendir DIR,$d;
my @dirs = readdir DIR;
closedir DIR;

foreach (@dirs) {
if ($_ eq '.' || $_ eq '..') {next;}
if (-d $d.'/'.$_) {;}
if (m/\.toc$/) {unlink($d.'/'.$_);}
if (m/^(.+)\.pml$/) {rename($d.'/'.$_,$d.'/'.$1.'.eml');}
}
}

PostPet V3のmailboxフォルダのコピーを作って、コピーしたmailboxフォルダの中で上記のようなPerlスクリプトを走らせて.pmlを.emlに変換。その後、Outlook Expressを立ち上げて、仕分けフォルダにemlファイルをドラッグアンドドロップ。そして、次にThunderbirdを立ち上げて、「ツール」のインポート機能からOutlook Expressのメールをインポート。心配だった添付ファイルの移管も問題なく行われた模様。

しかし、仕分けフォルダが多いと作業が非常に煩雑でした。emlファイルをまとめてmbox形式にしてくれるソフトを探した方が早いかな。

PostPetはやっぱり送信メールの仕分けができないのが不満でした。せっかく面白いソフトなのにメーラ部分にはあまり力が入ってないのが残念ですね。

16:45 追記

上記の方法でインポートすると、PostPet V3より前のバージョンで管理されていたメールのヘッダ部分の日本語が文字化けすることを発見しました。今更気が付いたのですが、PostPet 2001とPostPet V3ではメールの保存形態が異なるんですね。V3にバージョンアップしたときにメールボックスも移管できたと思いましたが、ファイルの中身のコンバートまではやってくれてなかったんですね。結構いい加減だなぁ。
ちなみにOutlook Expressに一度移した段階では、文字化けは起こりませんでした。一日の長ってやつでしょうか。ヘッダをエンコードすればきっと直りますが、古いメールだし面倒なので放置することにしました。

PostPetからThunderbirdへのメールデータのコンバータを作ったら使う人いるかなぁ?

2006/7/24

今日ちょっとびっくりした発見。

「3DCG制作」で検索したら、検索結果の
「製作」とか「作成」とかの部分も太字になってた。

「カード 経費」で検索したら、検索結果の
「費用」の部分も太字になってた。

関連単語まで検索対象にしてくれるのか!?

「簡単 会計」で検索したら、
「かんたん」の部分も太字に!

よみがなもか!?

Google人口無脳の開発希望

2006/6/15

これまで一枚の風景写真から簡単にワープ地用の画像を作成する
プログラムに取り組んでいたわけですが、データの仕様上の限界から、
完全にきれいなワープ地用画像を生成することはできないという
結論に達しました。実際に作ったプログラムを使うと以下のような
ことができます。

左の写真を読み込むと右のようなワープ地用の画像を
作ってくれるのでした。
ですが、自分的に落としどころとしてイマイチです。
脇と手前の辺りの表示がどうしても不自然になるのがいやな感じです。
これリリースしても使ってくれる人いなそー。

もしも、使ってみたいという方がいらっしゃれば、掲示板にご連絡いただければ、
ツールをアップロードしておきます。

ワープ地作成ツールについてはアプローチを変えて、
今後も取り組んでいきたいところですが、
また少し忙しくなりそうなので、なかなか時間とれないかもしれません。

2006/6/14

底面データのことであれこれ悩んでいたら、
ひょっとしたら・・・というアイディアが浮かびました。
底面は512x512ピクセルの画像を4枚敷き詰めたものなので、
1024x1024ピクセルの画像を入れたら1枚の絵を敷き詰めることが
できるんじゃなかろうか?

→実験結果 失敗。
512x512のときと同様の表示結果となった。
おそらく、テクスチャの貼り幅が指定されているので、
それにあわせて1024x1024の画像が縮小して貼られたのだと思われる。

そしたら、1024x512の画像ではどうだろうか。
縦横一方の貼り幅が指定されているだけなら、
うまいこと2枚の絵を敷き詰める結果が得られないだろうか?

→実験結果
#ref(http://hp.vector.co.jp/authors/VA040951/images/diary060614.jpg)

・・・画像の縦横比1:1じゃないと不正ってことで、デフォルトの地面が
出ちゃうのかな・・・。
これで底面データについては、当初の予定と大幅に違った形で作り直さなくては
ならないことが決定しました。ガーン。

2006/6/13

ワープ地画像を作成するプログラムが八割方できあがりました・・・
がここで底面のデータ生成に問題が。
ペットの居住する土地はシームレスな同一の底面データ4枚が並んで
構成されているようなので、一枚の写真からいい感じで底面データを
作成するのは困難かもしれません。

理想は正面データ、側面データともシームレスな見栄え
だったのですが、そこら辺は結局断念することになるかも。
くやしー。

2006/6/10

風邪でダウンしてました。こんなに高熱を出すのは久しぶりでした。
まだ治りかけですが、寝ているのにさすがに飽きました。

現在、PP3アイテムビューワーに関連して、写真からお手軽に
ワープ地の画像を生成するプログラムを制作中です。
実用レベルになるかはまだ未定ですが、前にディズニーシーのワープ地を
作成したときに、思いのほか時間がかかったので、これは万人向きではない
と思いました。使えるツールになってくれればいいと思っています。

2006/5/19

PP3アイテムビューワーのプラグインがバージョンアップしました。
こちらからダウンロードできます。
大きく追加された機能に家具アイテムの編集機能がありますので、
家具の名前を変えたり、属性値を変更したり、いろいろいじることが
できるようになった感じです。

製作中に前のバージョンにやっばいバグがあったことに気づいて
ヒヤヒヤしてます。

できたファイルをアップロードしようとしたら、
Vectorの提供するフリースペースがいっぱいでアップロードできないという
事態に陥りました。いやはや、作り出して結構長いですからねぇ。
過去のバージョン等をある程度削除させてもらいました。

今回はお部屋の最高評価を得たいという方のリクエストを受けての
更新です。アクセサリや遊具の方も順を追って変更できるように
したいと思います。

2006/5/16

PP3アイテムビューワーの新しいバージョンをリリースしました。
今回は新機能の追加ではなく、バグの修正です。
モデルデータの書き出しとプラグイン関連機能での不具合が解消されました。
この不具合もbccからVC++に乗り換えるときに起きたものでした。
マニピュレータの渡し方が悪かったようです。

bcc

ofstream fout(FileName);
fout << ios::showpoint;

VC++

ofstream fout(FileName);
fout.setf(ios::showpoint);
// fout.unsetf(ios::showpoint)

上のような感じでsetf(unsetf)を使うようにしたら直りました。
ios::showpointとios::fixedあたりの設定を直したのだったかな。
小数点以下第何位まで表示という設定は外してしまいました。

その修正を受けて元々cwarp.dllとして開発していたものを
edit.dllに改名して利用できるようにしました。
改名の理由はワープアイテム以外のデータも一つのプラグインファイルで
いじれるようにするためです。
今後の予定としてはedit.dllにimage.dllの機能をつけたり、
家具アイテムやアクセサリアイテムのデータを編集する機能を
つけたりすることです。

最近PostPet V3関連の話題でいい話を聞きませんが、
開発を続けることに疑問を抱きつつも、ゆっくりやっていこうと思います。

edit.dll

2006/5/5

PP3アイテムビューワーのver.1.62をやっとリリースしました。
結局、更新内容はバグフィックスとキーボードのショートカットつけただけでした。
これであとはプラグインの方に着手・・・できるかな。
作りかけのプラグインがありまして、前に公開していたcwarp.dllを
アクセサリや家具にも同様のアクションができるようにしたいと
思っています。お部屋の評価を上げたり、アクセサリを無制限に
つけられるようにしたり、できるようになるんじゃないかなぁ、と
思っています。

今日はこどもの日。GW真っ只中ですが、私は仕事中です。
貧乏人は辛いなぁ。

2006/4/30

GWはいかがお過ごしでしょうか。前の日記で書いた日本語のパス名のファイルが
ofstreamで開けない件について、調べたことをまとめておきます。
なんでもofstreamはVC++2005からファイル名を内部でワイド文字列に
変換するとかなんとかで、あまり正確に把握できていないのですが、
ロケールの設定をしてやることで問題を回避できるそうなんです。
多分、ユニバーサルな環境でPP3アイテムビューワーを動かす人は
そうはいないと思うので、以下のようなロケール設定で問題を回避しました。

setlocale(LC_ALL,"Japanese");

プログラムの頭で設定してます、私は。
この結果、アイテムイメージの保存とワープ先イメージの保存の機能が
日本語パスに対してもうまく機能するようになりました。
ここで、一旦リリースかな。
なんか簡単に付加できそうな機能があったら、くっつけたいけど。
せっかくダウンロードしなおしてもらうんだし・・・。

2006/4/28

エラーの調査中。書き忘れてましたが、アイテムイメージを書き出そうとしたり、
ワープイメージを書き出そうとしたりすると、正常に書き出されません。
ofstream周りがVS.NETから大きく変更されたようなのですが、
そのせいかもしれません。

ofstream fout(FileName,ios::in|ios::out|ios::binary);

こんな感じでファイルを開こうとしてますが、

fout.is_open()

↑をチェックすると、正常にファイルが開けていないんだそうな。
ちなみにbcc時代には何の問題もなかったのです。
コンパイラ乗り換えてコードはセキュアになったはずですが、
細かい点で新たにバグが生まれてしまいました。失敗、失敗。

イメージの書き出しをしたい場合は、申し訳ありませんが、ver.1.5xを
使ってください。
プラグインの方も同じ理由で開発停滞中です。重ね重ね申し訳ないです。

(追記)
とりあえず、一つ原因発見。ofstreamに渡すファイル名に
日本語が入っている場合、問題あり。

2006/4/26

プラグインを作成していたら、PP3アイテムビューワー本体の方に
バグを発見してしまった。これは直さないとなぁ。
でも、いくつか実験してみても直らない。
どうしよう。

ゴールデンウィーク返上でPCに向かって作業することになるのかな。
でも、PCに向かっててもわからないタイプのバグっぽいし、
本を読んで勉強しなくちゃかなぁ。
私のような独学プログラマは基礎がなってないのが、
たまに大きく響くときがあります。

原因を切り分けると「メモリ」関連か、「リンカ」関連のどっちかなはず。
どっちも臭い場合、どっちから攻めようか攻めあぐねてしまう。

「メモリ」だよね、やっぱり。(自問自答)

2006/4/20

プラグインの更新が滞ってまして申し訳ありません。
少しまた、忙しくしております。

全然関係ないのですが、最近Yahoo!オークションをはじめてみました。時代の波に少し遅れて乗ってます。ただ単に出品すれば売れるっていうわけでもなさそうで、不用品の処分にピッタリなんて宣伝文句は妥当でないかななんて思いました。中々、奥が深いものみたいです。興味のある方は上のリンクの方にアクセスしてみてください。変なものばかりかもしれませんが。

2006/4/16

先日、ユーザの方からプラグイン利用時のエラーメッセージの報告をいただきまして、
エラーの原因調査に大変役立ちました。(感謝です。)
調査を進めていてとりあえずわかったことは、bccで作ったDLLファイルと
vc++2005で作ったDLLファイルとではシンボル名が変化するってことでした。
前者はアンダースコア(_)が関数名の前につき、後者はついていないのですね。
シンボル名チェックとかしてなかったので気づかなかった。
で、その辺りを修正して、とりあえず作成した「backup.dll」を
使用すると今度は「Access violation writing location...」とかいう
エラーが出ました。アクセス違反かぁ。
sprintf_s関数で日付に応じたフォルダ名を生成しているところですね。
なんだろ。今日中にリリースできるかなぁ。

(追記)・・・と思ったら、一つ前の行でエラーが起こっていた模様。
現在時刻の取得の際にtm構造体のポインタを使っている箇所があるのですが、
localtimeをよりセキュアなlocaltime_sに書き換えた際に、ポインタに実体が
付かなくなったらしい。(警告が出ていたのに気づかなかった。)
これで今日中にリリースできるかな。

2006/4/13

PP3アイテムビューワーver.1.60の正式リリースを終えて、
ホッと一息。というのも束の間、ver.1.60用にプラグインを
コンパイルし直さなければなりません。
よりセキュアなコーディングにして安定性を高めようと思っているのですが、
backup.dllを作成したところで一つ問題が発覚。プラグインを読み込む側
PP3アイテムビューワー)の方に読み込み時におかしな挙動をしている
部分を発見しました。

原因はWindows APIにあるようなのですが、意味不明なことこの上なしです。
FindFirstFileで取得したファイル名の頭に四バイトのヌル文字が入っているのでした。
それはすなわち空の文字列と同義なわけで、正常にプラグインの名前を認識
できなくなっています。

申し訳ないことですが、プラグインと一緒にver.1.61をリリースすることに
なりそうです。原因調査中。

2006/4/9

先日アップロードしたβバージョンに対して、ご報告いただきありがとうございました。
うちでは開発環境で動作検証もしているので、他の人とはエラーメッセージも
異なるものが表示されているみたいです。これをヒントにデバッグを進めていきたいと思います。

今日はとあるテーマパークで写真を撮ってきました。
これを加工して何か作ってみようと思ってます。
乞うご期待!

2006/4/7

PP3アイテムビューワーver.1.60のβバージョン>http://hp.vector.co.jp/authors/VA040951/soft/pp3viewer_160b.lzh]]をリリースしました。詳しいことは開発進捗に書きましたが、ちゃんと動くものではありませんので、あしからず。

Just In Timeデバッガに関連するメッセージが出るのですが、
あまりよく理解できていない領域なため、情報収集中です。

2006/4/5

サイトを移転しました。三月末にレンタルホストが数日間停止してしまい
将来的に少し心配になったのがきっかけでしたが、以前から自分のアイディアを
メモする場所があったらいいなとも思っていたので、いいきっかけに
なりました。

旧来のコンテンツをそのまま移動して、少し手直ししたのですが、
リンク切れ等お気づきの点がございましたら、掲示板にご報告ください。

2006/4/1

http://www.postpet.so-net.ne.jp/movie/

PostPet映画化おめでとうございます。
GiantPeachとモモをかけているようです。
毎年この日は楽しいですね。

2006/3/27

PP3Viewer本体のコンパイルが通る。VC上から呼び出すとちゃんと動いている。
でも、Releaseフォルダにできあがったモノを実行すると意味不明な
ダイアログボックスが出て落ちる(ことがある)。

エラートラップしようとしたら、pp3obj.dllのDebug版がビルドできない。
また、リンカの問題らしい。msvcprtd.lib関連の問題のようなのですが、
これをどう直せと・・・?LNK2001エラーが出る。シンボルが解決できないって。
Release版は問題なくリンクできているのになぁ。

2006/3/25

一ヶ月間、エラーと戦っていました。
メモついでに詳細を記載。

BCCのプロジェクトをVC++2005Expressに移行する作業において、

  1. 構成を変えず、ソースコードをそのままペースト
  2. iostream関連のエラーが出たので、一つ一つ消す。

    (iostream関連の仕様変更があったらしい。)

  1. コンパイルを通るも、リンカエラーが頻出する。

    (Additional Dependency(LIBファイル)の型が合わない!?)

  1. zlibを再コンパイル。VC8のプロジェクトは「...\zlib123\contrib\vstudio\vc8」ここらへん。(ライブラリのファイル名は「zlibwapi.dll」に変更された。)
  2. libjpegの再コンパイル。コンソールからvc用のmakefileを使用してコンパイル。

    (libjpegのCのコードが混ざらないようにC++でラップして、外部ライブラリが出来上がる。)
    (コンソールでVC++付属のバイナリを実行する前には、要「...\Microsoft Visual Studio 8\VC\bin\vcvars32.bat」)

  1. いくつかリンカエラーが残り、ここで何週間もドツボにはまる。コードをいろいろいじっても意味はなかった。LIBファイルとINCLUDEファイルの検索先の設定に問題があった模様。検索順序をいろいろ変更していたら、いつしかリンカが通るようになった。

    おかげでdumpbinのことに詳しくなる。リンカのオプション/verboseも初めて使用した。

  1. ビルドは成功したがwarningがたくさん発生する。strcpy、strncpy、strcat、strtok、ltoaあたりの関数がセキュアじゃなかったらしい。とりあえず「_s」をつけてみる。
  2. 警告が消えて、バッチリ!

IDEのこと不勉強だったな、と実感しました。
上記がpp3obj.dllの話なので、本体とプラグインについても同様の作業が残っている予定です。でも、ゴールが見えてきた感じ。早くバージョンアップして、普通の生活に戻りたい。

2006/2/26

転居が済んで、少し落ち着いてきました。
まだダンボールが山積みです。とりあえず、パソコンのデータが
引越し中に破損してしまわなくてよかった。開発も徐々に再開
していきます。バグフィックスをお待たせしてたいへん申し訳ありません。

2006/2/17

今月の24日に転居が決まりました。転出届を出したり、NTTに電話したり、毎日
やることがいっぱいです。家の中はダンボールの山だし。

プログラムの修正にあまり時間がとれていません。
Visual Studioに開発環境を移行しようとしたら、libjpegのコンパイルがうまくいかなかったり、zlibの関数が呼び出せなかったりと問題が山積みになってしまいました。一つ一つクリアしているところなのですが、ゴールがみえない状況です。

最近、睡眠時間がとれず疲れているのかな。見通しが暗いなぁ。
はやく3月になって欲しい。

2006/2/5

バグ調査が遅々として進展しません。
プライベートでは転居計画が進んでおり、多忙を極めて精神が擦り減ってきているが気がします。

PostPet V3はメールクライアントとして、そんなに使いやすいわけではないと思いますが、これはもう改善される予定はないのかなぁ。だとしたらメールボックスだけ使いやすく改良できないかな、と夢を描いています。
しかし、時間的な余裕が・・・。

あぁ、お風呂に入りたい。

2006/1/21

バグ報告をいただいたので、原因箇所の検出中なのですが、
いくつか叩いても埃が出てこないので、少し困っています。
開発環境が貧弱なこともあって、デバッグが思うように進まない状況です。
このままでは埒があかないので、いっそ開発環境自体を移行してしまおうかと
検討しています。うまくいけば、コンパイラも新しくなるので
バグがとれる以上の効果があるかもしれません。

自分の作ったプログラムは子供のようにかわいいのですが、
段々経費がかさんでくることになりそうで、少し怖いなぁ。

追記:Visual StudioのExpress版が無償ダウンロードできるので、試用中。

2006/1/13

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
寒中お見舞い申し上げます。

プライベートがバタバタしていて開発に集中できない状況に陥ってしまいました。
2006年は早速波乱含みです。

3DCG関連のことを少しお勉強する必要があるので、
いろいろなサイトをまわっています。
3D関連ソフトもちゃんとしたものを一本欲しいのですが、
とてもお高いものなので、なかなか手が出せずにいます。
どうしたものか。

開発日記