Androidアプリ/日記2
どんなAndroidアプリを作ろうか
Androidアプリを作成する前に、しばらく既存のアプリで遊んでみてどんなことができるのか、どんなUI設計が望ましいのか観察していました。やはり携帯電話のアプリは、使いたいときに手元にいてくれて、すぐに使えるというのがとても魅力的だと思います。そこで習作として作る最初のアプリは、「使いたいときにすぐに使える」というメリットに着目してみたいと思います。
普段の生活を振り返ってみて、私はお風呂に入った後に体重計に乗って「体重」と「体脂肪率」の数値を記録するという習慣があります。ここで計測した数値はとりあえず測定した「日付」と「時間」と一緒にメモ帳に記録し、ある程度まとめてエクセルのファイルに記帳しなおすという作業を行っていました。さらに不定期に記録した数値を元にエクセル上で折れ線グラフを作り、グラフを画像化し、mixiで推移をさらすということで健康管理に緊迫感をもたせているのです。この工程の一部または全部がAndroidアプリ上で行えたら、生活の省力化につながりそうな気がします。風呂上がりの無防備な状態で、サッと記録ができるというところまでは是非やってみたいです。グラフ云々のことはその後で考えましょうか。
Androidアプリのマーケットを覗いてみたところ似たようなソフトはたくさんありそうですが、これといって食指が動かなかったので自分で作ってみようと思い立ちました。
設計してみよう
データの設計
今回のアプリで扱うデータはとても単純です。
「計測日時」「体重」「体脂肪率」の3つの数値をセットにして記録していけばいいです。私は「脂肪重量」もエクセル上で確認していますが、これは体重と体脂肪率を掛け算して求められるので記録するほどの数値ではないですね。
その日の食べた物のカロリーやトイレに行った回数や運動の状況なども記録できたらより質の高いレコーディングダイエットにつながりそうですが、記録する量が増えると多分面倒くさくなって記録をサボるので忘れましょう。やはり体重が一番雄弁ですよ。
計測日時はデータをソートしたり、一定期間のデータを抽出して平均を出したりするのに必須ですね。
画面の設計
携帯端末のディスプレイは狭いので、画面を遷移しながら目的を遂げていくというUIが一般的なようです。これはWEBアプリ(WEBサイト)を作るのと感覚的に似ていますので、勝手知ったるところです。
- タイトル画面
- 体重入力画面
- グラフ出力画面
- ユーティリティ画面
この4つの画面があれば目的は達成できそうですが、後々不足があれば随時追加していきましょう。
タイトル画面はおまけですね。不要なら削除します。何かアプリの開始時に重い処理が入る場合は、とりあえずの画面出力が必要になると思います。
体重入力画面は「体重」と「体脂肪率」の二つの入力欄がある画面です。風呂上がりにサッとこの画面が出てきて、サッと入力を済ませられるというのが理想です。
グラフ出力画面は体重の遷移を折れ線で描画する画面です。タッチパネルでグラフの表示領域を移動したり、ズームやパンができたら閲覧性にすぐれていると思います。
ユーティリティ画面では、蓄積したデータのCSV出力や、グラフの画像出力ができればいいかなと思っています。
割と単純でフォームからの入力や結果の出力も含まれていて、習作にはぴったりな気がします。それでいて自分の生活にも役立つのだから文句無しです。