飴屋

facebookアプリ / 日記1

facebookアプリを作る動機

先日、お客さんのところでミーティングをしていたら、「mixiアプリ、facebookに移植しないの?」と聞かれたので、それもそうだなぁという感想を抱いたのが、今回の発端です。このお客さんはそういえばmixiアプリのことを教えてくれた人でもありました。mixiアプリのことを盛んに調べていた時期には、facebookのことや遅れてやってきたGREEやモバゲーのこともあわせて調べていたのですが、なかなかソーシャルアプリが趣味の領域から抜け出せず、ある程度のmixiアプリの開発が済むとそのまま忙殺されていました。

また一度はソーシャルアプリからの収益をあげることを検討した時期もありました。しかし、mixiアプリは個人開発者に多くの制限を課しているので、収益を上げる選択肢が少ないようにも感じました。漠然と法人化のメリットとデメリットに揺れたりもしていましたが、収益性の高いソーシャルアプリの運営には人手が必要になりそうなので、今の気楽な経営体制から一歩踏み出すことにも躊躇されます。このぬるま湯状態がユーザーの母数の異なるfacebook環境でも同様なのかどうかというのは少し興味があります。

なので当面の方針は、

  1. とりあえず、あるものを楽に移植する
  2. できるだけユーザの間口を広げる

ということでやっていこうと思います。

Date: 2011/5/26

Facebookページの登録

facebookにはFacebookページっていう仕組みがあるそうなので、とりあえず「飴屋」という屋号のFacebookページを作成してみました。mixiアプリではデベロッパー向けのコミュニティの作成ができて、そこでアプリの更新情報を発信してましたので、それと同じような使い方ができそうです。

飴屋のFacebookページ

装飾を施したり、コンテンツを充実させたり、人の目に触れるっていうことを意識しないといけませんが、現時点ではとりあえず登録だけ済ませた状態です。facebookをこれまでまともに使っていなかったので、友人ともつながりきれてないのですが、ページを作成した数秒後に友達が「いいね!」をつけてくれたのでビックリしました。

25人のファンを獲得するとURLの名前を変えられるとかなんとかだそうですので、いつか本腰を入れましょう。

Facebookページを作ったら、ページ右肩の「アカウント」欄から「ページ名でFacebookを利用」できるようになりました。登録者個人ではなく、Facebookページの管理人としてFacebook上で活動できるっていう意味だと解釈しました。

アプリのことを調べる

facebookアプリのことはよくわかっていませんので、参考資料の一つも欲しいところです。国内のサイトで日本語でアプリの作成手習いを記事にしているところがいくつかあるのでその辺をつまみ読みすれば何とかなりそうです。

http://developers.facebook.com/docs/guides/canvas/

公式な説明がfacebook上にもありますので、これもチラチラ眺めてみることにしました。Getting Startedあたりを意訳すると・・・

facebookアプリは、facebookサイト上に掲載されるWEBアプリです。PHP、Python、 Java、C#なんかのいくつかの言語を使ってアプリが作れます。
facebookサイト上のCanvasページに、アプリが実装されたURL(Canvas URL)をiframeを使って入れ込みます。
Canvasページはアプリごとに任意のURLが用意されます。
CanvasページとCanvas URLを設定するには、まずアプリの登録を行って、アプリに関する基本情報を入力する必要があります。それが終わったら、設定ページ「Facebook Integration」タブからCanvasページとCanvas URLを登録できます。

・・・とのことでした。画像をみるとCanvasの横幅は760pxと、mixiアプリを作った人には見覚えのある数値が示されています。mixiが確か、facebookアプリ開発者に配慮して、mixiアプリのCanvasの横幅を760pxに変更したんですよね。

アプリの登録

https://www.facebook.com/developers/createapp.php

ここでアプリを登録する旨、書いてあったのでリンクを踏んでみたら、「飴屋」っていうFacebookページ名ではなく、個人名じゃないと登録させない旨、警告をいただいたので、アカウントを変更して再度挑戦しました。アカウントの変更に面倒な手順が不要なのがフレンドリーで好感高いですね。

登録する情報はまず、「アプリの名称」と「利用規約に同意するか否か」でした。続いて、「セキュリティチェック」という名のキャプチャ入力を行いました。キャプチャの画像って機械的に読まれないようにテキストにいろいろ改変を行ってますが、CVの技術が上がってきてちょっとやそっとの改変では見破られてしまうようになってしましましたよね。そして、いまや人間にも読みにくい文字になってるなと思うこの頃です。

登録を済ませると確かに「アプリケーションID」と「Application Secret(秘密鍵?)」がもらえました。また、Canvasに関する情報や、アプリの基本情報を設定するフォームもありました。そしたら、次はアプリの中身の実装に入れそうです。

Date: 2011/6/5

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