飴屋

Androidアプリメモ / メモ9

今年(2019年)になって、公開中のアプリのtargetSDKのバージョンをあげなさい、とのお達しがあったので、久しぶりにAndroid Studioを開いたら、本体から何からバージョンアップしなさいという通知がたくさん表示されて、やっと上げた重い腰がまた沈みかけました。それでも何とか最新バージョンの作業環境を作ったのですが、今度はビルドがうまくいかない状況になってしまいました。

Android Studioを導入したら、いつの頃からかgradleというビルドツールが導入されてそれを使ってアプリをビルドするようになっていったのですが、gradle自体の知識はほぼない私は何となくこのツールを使ってきたのですが、今回ビルドが失敗するようになったのはどうやらgradleが関係する問題のようでした。ビルドが失敗するときのメッセージを読むと英語で「zipファイルが開けないよ。よくあることだけどファイル壊れてるんじゃない?」的なことが書いてあってくっついてたリンクを開いても壊れたファイルを自動的に修復してくれたりはしませんでした。

gradleのことを知らなすぎる私はそもそもgradleに関連するファイルがどこで構成されているかも知らないので、どうやって問題を解消すればいいのかアイデアがありませんでした。Android Studioのいろいろを一度にアップデートしたときに、バックグラウンドでアップデートさせていたことを忘れて、PCの電源を落としちゃったことが一回あった気がするのでそれが原因かもな、なんて思いつつ、まさかgradleが次のバージョンアップを迎えるまでアップデート失敗をひきずってビルドはお預けなのか・・・と戦々恐々としていました。

同じような失敗仲間がいないかなと検索で探してみて、最終的に私とはまた別の問題を抱えた人がとった行動が助けとなりました。

C:\Users\(自分のユーザーID)\.AndroidStudio3.5\system\caches

Windows環境で自分のHOMEディレクトリのAndroid Studioのキャッシュファイルが入っているディレクトリの中身を空にすると、壊れてたファイルが再ダウンロードされたうまくビルドされるようになりました。ビルドツールみたいな開発とは直接関係ないもののことももう少し知らないとダメかもしれませんね。Java自体を普段の開発で使うことがなくなってきたので、アプリ開発時に使う機能だけでもザっとgradleを教えてくれる本とかないかなぁ。

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