前節地図の設置で設置した地図には、「ノーマル」タイプの地図が表示されたと思います。Google Mapsでは、道路や地名、駅名、建物名などが表示される「ノーマル」タイプの他に、衛星写真を表示する「サテライト」タイプと二つを合わせた「ハイブリッド」タイプが標準で用意されています。（それ以外のタイプを自分で作成することもできます。）

「ノーマル」タイプから「サテライト」タイプに変更する方法は以下の通りです。

var map = new GMap2(document.getElementById("map"));
map.setMapType(G_SATELLITE_TYPE);

一行目では、前節の通り地図のオブジェクトを作成しています。
（これに初期表示情報を与えれば、地図が表示されますね。）
二行目では、地図のオブジェクトのsetMapTypeメソッドを呼んでいます。
これはその名の通りMap（地図）のType（タイプ）をset（設定）するものです。
引数に与えている「G_SATELLITE_TYPE」というのは「サテライト」タイプを表しています。もちろんそれ以外のタイプを指定することもできます。

G_NORMAL_MAP

「ノーマル」タイプ

G_SATELLITE_MAP

「サテライト」タイプ

G_HYBRID_MAP

「ハイブリッド」タイプ

「サテライト」タイプを眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいますね。
歴史的建造物やランドマークをみつけるとちょっぴりハッピーです。